※この記事はNEWSの永遠という楽曲の歌詞解釈です。あなた様の解釈と混同されないようお気をつけ下さい。あくまでも個人の解釈です。
※死ネタ表現含みます。苦手な方は見ない事をオススメします。
永遠がしんどい。
この曲は、NEWSが2015年にリリースした四銃士というシングルのカップリング。(通常版)
私は当初、この曲は男女の別れを"純粋に"歌った曲だと思っていました。いや、根本的な"別れ"の軸は今から解釈するものとブレていませんが、その"別れ"の意味が違うのです。
1番上の注釈を読んで察した方もいらっしゃると思いますが、ずばり!結論から言うと!この曲は!!
"彼(この曲の主人公)が亡くなり、彼女を想いながら別れてしまった"歌だと思うのです!!!
(何回でも言いますが、これはあくまでも私個人の解釈です。読者様の解釈と混同されないように)
ここから私の完璧自己満の歌詞解釈タイム始まります!!!!!!!(言い方)くそ長いのでめんどくせぇ!って方は飛ばして下さい!!!!見たい方はどうぞ!!!!!!!!!!
それでは考察を始めましょう。(急に冷静)
まず、私が歌詞解釈してから最初に思ったのはこれは"死"を意味する歌だということ。
永遠などないと分かってる
それでもまだ願ってしまうのは
(baby baby you're my forever)
永遠などないと"分かってる"
私はまだこの歌詞解釈をちゃんとするまではただ単に恋人関係に永遠なんて無いよな、恋人とは言え他人なんだから別れることだってあるって意味だと思ってました。(だとするとすごい冷たい彼氏だけど)
でもその後のそれでも願ってしまう
これは明らかに未練を感じますよね?
あれ??じゃあお互い合意の上で別れたわけではない????
この曲、最初から匂わせがすごい。
ここから激重私的解釈始まります。
時はまるで 天気雨のように
明日の夢を阻んだ
逆らえない運命(さだめ)に流され
天気雨。
それは、晴れているのに雨が降っている状態を指す。
でも、私はこの天気雨という表現に違和感を感じました。わざわざ別れを意味するものにそんな表現を使ってくる。しかも切ないラブソングでもあまり聞かない表現。天気雨という表現にはきっと何かしらの意味がある!!だから私は天気雨について調べてみました。(参照:Wikipedia)
天気雨は、狐の嫁入りという俗信があるみたいですね。恥ずかしながら初めて知りました。
その中で気になる内容が。
え????
なんと!狐の嫁入りには"死"を意味する話もあるみたいじゃないですか!!!!
いや確かにこれは私が勝手な先入観で気になった内容ではありますが、亡くなったという設定にすると全てに納得がいくんですよ。これからの解釈に。
と、書き進めた中で、もしかすると違和感を覚えた方もいるかもしれませんね。
はい。先程の狐の嫁入りの説明の中に最後の画像では
ある女性が恋人と結婚を約束したにもかかわらず病死してしまい
あれ??女性???そう、さっき私は言いました。この歌は"彼(主人公)が亡くなった"と。
そう、まだこの時私はてっきり彼女が亡くなったと思ってたのです。
そしてもう1つの違和感。
"結婚"と"病死"。
もう一度歌詞と照らし合わせてみましょう。
明日の夢を阻んだ
逆らえない運命(さだめ)に流され
明日の夢=結婚
逆らえない運命=死ぬこと
このように解釈すると合点がいきます。
明日のという時系列は無視して(本当は良くないと思うけど)夢とはここでは結婚という約束を表す。
ここで、結婚式の神父の言葉を確認。
汝は、この女を妻とし、
良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、
病める時も健やかなる時も、
共に歩み、他の者に依らず、
死が二人を分かつまで、愛を誓い、
妻を想い、妻のみに添うことを、
神聖なる婚姻の契約のもとに、
誓いますか?
多少の言い回しに差はあると思いますが、大体こんな感じですよね。
赤い文字で表した通り、結婚(式)は永遠の誓いを意味する。
この曲のタイトルは、永遠。
合致しませんか????
でも、明日の夢は阻まれてしまう…
え?拗らせ案件じゃない??結婚できないの??なんで???
それは、死ぬから。
逆らえない運命=死ぬこと
先程私はそう言いました。
もし、明日の夢が結婚という意味なのであればその直後にくるこの歌詞は結婚ができないことを指す。結婚ができない運命と言い切れる理由は彼女が他の人と一生を添い遂げようとしているか、死ぬからしか無くないですか?
彼女が他の人と一生を添い遂げようとしている説もまだ可能性として十分にありますね。
ですが、狐の嫁入りの説明で病死というワード。これは前述と照らし合わせても合致しませんよね。てことは…死ぬことが分かっているから…
ここから推測すると、彼女は病気を患っていて死ぬ運命。つまり、余命宣告を受けている。
YABAI
えっそんなことある…???
嘘でしょ…???悲しすぎんか???
補足すると、人間が唯一逆らえない運命って死ぬことですよね。死ぬことだけは全人類、いや、全生命体が抗えない唯一の運命(さだめ)ですよね。
さらに読み進めましょう。
思い出す日曜日、遊園地
はしゃいで泣き疲れたあの日々
これはきっと子供の頃の回想ですかね。
子供の頃って遊園地なんぞいう(言い方)広大な敷地だと楽しくても疲れて泣いちゃいますもんね。
まぁ私はディズニーランドですら興味のなかった子供なので子供の頃に遊園地で泣き疲れた思い出なんて覚えてませんけどね(え)
今でこそ楽しめるようになったのですが汗
話が逸れてしまいましたね。戻します。
どうか忘れないで誰よりも
君を愛する人がいたことを
はい!!!ここ!!1番重要といっても過言ではない!!!!ここで私の考えが覆された!!!!!!!!!!
私は今までの考察で、"彼女が"亡くなったという解釈で進めてきました。
ですが、私はこの言い回しに妙な違和感を感じました。愛する人がいたことをという表現は何となく第三者の目線で言っている。どこか遠くから語りかけている感じ。(伝われ)
彼女が亡くなっていて、だけども変わらず愛していることを伝えたいなら、
僕は君を愛しているよ
とド直球に言っても良くないですか?
そう、私の違和感の正体は時系列。
愛している→現在形
愛する人が"いたこと"を→過去形
そう!!過去形なんですよ!!この人!!
なんで???彼女が死んでも愛してるなら普通に現在形でも良くない???しかもわざわざ愛する人という風に直接的に"僕"と表さず"人"と遠回しな言い方をしている。
=彼が死んだ
これなら納得。だって確かに彼女じゃなくて自分自身が死んでしまったらこうゆう言い方にならざるを得ないよね。いや、なんて言うのかな、愛してはいる。死んだ今でも。
でも、直前の"どうか忘れないで"を考える限り、いくら恋人であったにはせよ、死んでしまったら存在そのものは消えてしまうし、目の前に形として現れないから記憶だって衰えてしまう。いくら濃い時間を過ごしていても、人間の記憶力の低下は侮れない。
だからこそ、彼女には忘れて欲しくない。自分という存在があったことを。いや、もしかすると自分が亡くなって深い悲しみに陥って彼女が自分との過去を思い出し、もっとこうすれば良かったとかそんなことを思い自己嫌悪しているなら、それを否定するかのように僕は君を確かに愛していたから。愛する気持ちがあったことを忘れないで欲しい。または自分を失って他の人と彼女が一生を添い遂げることになっても(それが彼女にとって辛い選択になったとしても)君を愛してた事実は変わらない。
あくまでも私の想像なのでこれが全てでは無いですが、いずれの場合も、"空"から見て言っている感じしませんか??
空じゃないにしても、届かない言葉のように感じませんか?だってそれは彼が死んでいるから。当然、生きている彼女にこの言葉は届きませんよね?だからこそ私は彼側が死んだのでは無いと思うのです。聞き方によっては遺言のようにも感じる…何とも切ないです。胸が苦しい…ウッ
いや、、、語彙力の無さに失望。(急な自己反省)ここの説明が1番重要だと勝手に思っているのですが、伝わってますかね??
永遠などないと分かってる
それでもまだ願ってしまうのは
(baby baby you're my forever)
その笑顔をこの先もずっと
もっと永く見ていたいと思うから
まず初めに、永くの言葉の意味をちゃんと調べてみましょう。長くとの違いは何なのかもね。
予想通り。
笑顔をもっと"永く"見ていたいと思う(=見ていたかった)
わざわざ死を表す永いを使ってくるということは…分かりますよね?
切ねぇ。
いつか聞いた おとぎ話なら
ハッピーエンドで終わるのに
ここのパート、Yuya Tegoshiが(ウザい)歌ってるんですよ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
おばちゃん5億円は喜んで贈与するね。
おとぎ話"なら"ハッピーエンドで終わるということは、現実世界の恋人達はバッドエンドで終わるということ…別れることが決定的なんですね。悲しい。切なすぎる。
近づくほど切なくなるんだ
叶わぬ願い拭う夜
近づくほどというワード、引っかかりますね。
しかも何かが近づくと切なくなる。かつ、願いが叶わない。ある意味これは"終わり"を意味してますよね。
私の仮説通りに進めると、近づくほど切なくなるというのは、余命が刻刻と近づいている状態を指しているのでは無いかと。
拭う夜は、涙を拭っている夜なのでしょうかね…?
残り少なくなっていく自分の命。結婚という大きな約束を抱えていたのにそれが叶わないことを自覚し、涙を流す夜。
そんな彼氏が欲しい。()
星を探したくて 抜け出した
週末、二人だけの指定席
星ってよく死の表現で使われやすいですよね。
まぁこれに深い意味はあまり無いと思いますが。
星を2人で見るために抜け出す。
抜け出すという表現を用いるということは、そこは本来、抜けてはいけない所。つまり、病室を抜け出したということですかね?
星を見るから病院の屋上といったところでしょうか?指定席と言うのがロマンチックですよね〜〜〜
どうかなくさないでそのままで
君の中に宿る輝きを
これも遺言ぽいな〜なんて思ってます。
なくさないでと言うのがすごく切ないですよね。
いつまでも輝いていてと言わんばかりに伝えてくる感じ…素敵。
その一方でこの輝きの場合は、命のことを指しているのかなぁ〜と想像しています。永遠は無いけど、君にはいつまでも元気に明るく生きていて欲しい。自分が生きられなかった分、君は長生きしてくれ。という願いが込められているのかなと。
サビはいつも一緒なので割愛しますが、これらの考えからいくとすごく切なくない?!?!?!(切ない!!!)
永遠は無いけど、自分は死ぬけどでもまだ君と過ごす時間に期待してしまっている。
しんどい。
初めての歌詞解釈これにて終了。またまた最後にしつこいですが、これは私の個人の解釈なのでみなさんにはみなさんの解釈があるはずなのでこんな考えもあるよね。くらいで流して頂けたらと思います。(機会があればみなさんの解釈も聞きたいな…なんて)
この曲、元々好きな曲ですけど、歌詞解釈してさらにしんどくなったし、好きになりました!!!!!
この曲って、ほとんど日本語で歌われてて、最近の歌はたくさん英語が入ってるけど、この曲はコーラス部分だけで、日本語で全てを語っている。しかも美しい日本語。素敵すぎる。そこが永遠の魅力でもありますよね。
最後までお付き合い頂きありがとうございました!!!聞いた事無いという方はぜひ聞いてみてくださいね!!!